履歴書

学生がアルバイトに応募する際の履歴書の書き方

アルバイトを経験する前に、必ず行うことになるのが履歴書の作成です。

履歴書は就職活動でも欠かせない応募書類ですが、アルバイトでも必ず提出することになっています。
といっても就職活動本番に比べてアルバイトで提出する履歴書はかなりゆるく、必要なことがわかりやすく記入されていれば特に問題になることはありません。

履歴書を書くのを不合理だとか無意味な習慣だとかいう人もいますが、記載されている内容そのものというよりも、きちんと決まりを守って事務作業を行うことができるか、ということを試すために提出させる意味もあります。
せっかくの条件のよいアルバイトも、履歴書の書き方が悪いだけで落とされてしまってはもったいないので、就職活動の練習のつもりで作成をしてみてください。

まず履歴書を作成する時の基本は、丁寧な手書きで作成をするということです。
プリントアウトをしても悪いというわけではないのですが、手書きで作成した方が印象は良くなります。

その時に書き損じがあったらきちんと書き直すようにして、誤字脱字のない状態にして最後まで書きましょう。
いきなりペンで書き始めると失敗した時に全部やり直しになるので、まずは記載事項をまとめて一枚見本を作成して、それを写し書きするようにしていくと失敗しにくくなります。

それと添付する写真はきちんと証明写真を使うようにしましょう。
学生バイトでは、スナップ写真を切り取って添付しているというケースが意外に多く見られます。
自宅で撮影するにしても少なくとも「無帽」「背景は一色」「正面を向いて胸から上を撮影」「頭が切れないように」ということに気を付けましょう。

採用側が聞きたいのは勤務時間

アルバイトの場合、正社員と違って所有資格や経歴というようなものはほぼ重視されません。
むしろ一番聞きたいのはいつどのくらいシフトで入ることができるか、という点です。

ですので履歴書の勤務希望の欄に自分が入ることができる曜日や時間帯を、詳しく記載しておくようにしましょう。
または面接に行ったときにどのくらい仕事に入れるかということを聞かれたら明確に回答できるように、あらかじめ授業の予定などをまとめておくようにしてください。

失敗した経験とその改善策

アルバイト募集の時には採用されたいという気持ちが強くなりすぎて、本当は無理なスケジュールなのに嘘をついてシフト可能曜日を提示してしまいがちです。
私自身、そうしたことをして採用されたことがありますが、結局シフトを組むことができなくなってしまい、それが元で短期に辞めてしまった経験があります。

時間以外にも、自分をよく見せようとするための嘘を記載していると、後からトラブルのもとになってしまいますので、最初の募集の時点で正直にできること・できないことは説明しておくようにしましょう。