
居酒屋バイトの特徴
大学生のアルバイト先として、非常に人気が高いのが居酒屋です。
居酒屋は学生が多く集まる駅周辺やオフィス街にたくさん営業しているので比較的求人が見つけやすく、また他の飲食店よりも時給がよいというところに特徴があります。
居酒屋は夕方から深夜時間帯に営業をしていることから、学校が終わってから勤務をする大学生にとってシフトに非常に都合がよく、まかないなどで食事がつくというところも魅力ですね。
実際に勤務をしている大学生の多くは週に3日くらいのペースで入っており、入れすぎにならない程度のペースで働くことができるというのも便利な点でしょう。
時給額の平均ですが、夜間になると1000円を超えるところも珍しくありません。
飲食店のほとんどが900円程度で募集をしているのに対し、居酒屋は平均的に100~200円程度高い金額設定となっています。
時給額が高いのでそれほど多くシフトに入らなくてもよいというところもあり、週3ペース・時給1000円で3時間程度の勤務なら4万円程度を稼げるので、お小遣いくらいなら十分な額と言えるでしょう。
楽しいこと、苦労すること
居酒屋でのアルバイトで、主な仕事となるのは接客です。
募集をする時にはホール担当とキッチン担当とが分かれていますが、初めて勤務をする場合大抵がホールから先に採用されます。
ホール担当の仕事はお客さんのところに言って注文を聞き、それをキッチンに通して配膳をするということになります。
居酒屋ではお酒(ドリンク)と料理とがありますので、ホール担当の人がお酒を作って持っていくようになっているでしょう。
自分でもよく居酒屋を利用していて賑やかな雰囲気が好きということなら、居酒屋バイトはとても向いています。
時給額が高い理由は、勤務時間が夜になることの他、客層が成人中心で酔っ払っている人が相手になるということもあります。
慣れないうちは酔っ払いを相手にするのは大変に感じるかもしれませんが、まとめて注文が来るということから次第に要領よくこなせるようになっていくので、慣れるまで勤めることができるかということがポイントですね。
一方で、ホールで仕事をする時にはずっと立ちっぱなしになりますし、忙しい週末の時間帯などではひっきりなしにあちこち走り回らないといけません。
体力に自信がある人でないと、つらいと感じることもあるでしょう。
失敗した経験とその改善策
女性や若いアルバイトの場合、酔ったお客さんからからかわれたり時にはひどい言葉を投げつけられるということもあるようです。
普通の飲食店と同じく考えていると、そうしたお客さんに直面したときにショックをうけてしまい、それがもとでやめたくなってしまうかもしれません。
私も居酒屋のバイトを始めたばかりの頃に酔いつぶれた人に絡まれ、あやうく口論になりかけたことがありました。
先輩スタッフに間に入ってもらって事なきを得ましたが、今考えるともうちょっとあしらい方を覚えておくべきでしたね。
居酒屋の時給が高めなのは、そうした酔客相手の接客の難しさが含まれているものと先に覚悟をして、社会勉強と思って気を強く持っていきましょう。