大学

受験生は忙しいもの。「オープンキャンパスに行っている時間があるなら、全ての時間を勉強に割きたい」と考えている人も少なくないでしょう。

ですが、ちょっと待って立ち止まって考えてほしい。受験生だからこそオープンキャンパスに参加すると得られるメリットがあります。そこで、受験を楽しくするオープンキャンパス3つの活用方法を紹介していきます。

入試情報が入手可能

オープンキャンパスに参加すると、受験生向けに学校紹介や案内をします。大学の中には、受験生向のために、超解説付きの過去問や出題の傾向までちゃんと講義をしてくれます。オープンキャンパスで解説される過去問や出題傾向は、大学公式の解説なので受験の参考になること間違いありません。

オープンキャンパスの説明会の中では、過去問の解説だけではありません。受験する高校生の素朴な疑問に答えてくれたり、現役の在校生が受験生に対し、勉強方法の質問に答たりするコーナーを設けている場合も少なくないのです。志望校に合格した先輩から受験勉強法のテクニックやおすすめの学習教材を聞いて参考にしましょう。

キャンパスの周りをチェックできる

オープンキャンパスでは志望校に合格した後のこともシミュレーションしておきましょう。大学に進学すれば4年、学部によっては6年通うことになります。大学の周辺環境は立地の良さやアクセス、治安の良さなどキャンパス内だけでなく、立地環境も事前に確認すると、後から

「しまった!まさかこんなことになるとは・・・」

という事態に陥らないでしょう。また、大学を卒業した後就職活動も考えましょう。多くの企業は首都圏にあつまっているので、地方の大学だと時間や距離を使ってしまいます。就職活動の良さを考えつつ、4~6年間すごす大学の立地を加味すると、自分に合った大学を選べるでしょう。

在学生に質問できる環境がある

オープンキャンパスを開いている大学の中には、在校生によるトーキングセッションが設置している大学も少なくありません。トーキングセッションでは学部・学科の代表者があつまり、大学特徴を在校生が紹介する場です。志望する大学の、在学生から見たリアルな情報をトーキングセッションでは得られます。

パンフレットではわからない在校生のホンネや実際どんな雰囲気なのか確認したい人は必聴です。トーキングセッションでは、在校生の大学・学部の紹介だけでなく、受験生の質問タイムもあります。入学後にどのような雰囲気で中勉強するのか積極的に、在校生に質問しましょう。

オープンキャンパスの参加方法

大学や専門学校の公式のホームページやオープンキャンパスの検索サイトから、日程の確認と予約が行えます。具体的なイベント内容についても記述されているため、参加前に目を通しておくことをおすすめします。

基本的に、オープンキャンパスは定員が決まっているケースが多く、参加人数がいっぱいになってしまえば、その場で募集が締め切られてしまいます。そのため、人気の高い学校ほど、早めに予約を入れておくのが望ましいでしょう。高校1年のうちからオープンキャンパスに足を運んで、進路選択に情熱を燃やす学生もたくさん居ますが、入学する大学がすでに決まっている学生で、最終確認の意味を込めてオープンキャンパスに参加する人も少なくありません。

志望する大学に足を運ぶことで、入試に対するモチベーションを向上させる効果もあるので、受験勉強の気疲れを吹き飛ばすためにオープンキャンパスに参加してみてもいいかもしれませんね。