人事から見た充実した大学生活とは?

もっとこうすればよかった、ああすればよかった、と卒業する頃になって、そんな後悔をしないために、充実したやりがいのある大学生活を送りたいものです。
勉強やサークル、恋愛、バイトなど、様々な分野で忙しく充実した毎日にすることもできれば、案外とダラダラ過ごしてしまいがちな大学生活。

特に、新卒採用を担当している人事の人たちから見ると、充実した大学生活とはどんなものなのでしょうか?
充実した大学生活を送ったというイメージを持ってもらえれば、もちろん好印象で採用にもプラスになります。

まず、一つのポイントとして大切なのは、目標をきちんと持っていることがわかる学生です。
また、勉強だけ、バイトだけ、サークル活動、部活動だけなど、一つのものだけに絞っているのではなく、それぞれバランスよく行える学生は、充実した大学生活を送った学生と見てもらいやすいようです。

一つだけに偏っているのではなく、それぞれの異なる分野の活動で、目標を持ってまい進できる、プライベートや学業をどちらも充実させることができる、しっかりとした考え方を持っているというイメージを持ってもらえれば、良い学生生活を送ったんだなと、思ってもらえます。
勉強から学んだことを部活動にいかす、サークル活動で学んだことをアルバイトにいかすなど、それぞれ異なる活動から学んだことを、他の活動にいかすことができる学生は魅力的です。

また、いつも同じ人と過ごすのではなく、異なるカテゴリや年齢層が違う人とも繋がりがあり、幅広いコミュニケーション能力を持っている学生は、充実した学生生活を送っていると言えるでしょう。
社会に入り、働き始めた時に様々な年齢層の人とコミュニケーションが取れ、問題なく付き合っていけるからです。

何よりも、充実した学生生活を送った証拠の一つは、学生時代のことを語っている時に、顔が生き生きしているということ。
どんな学生生活を送ったか、胸を張って楽しそうに振り返ることができる学生は、やはり魅力的です。

学生生活を充実させるために

では、学生生活を充実させるためには、どんなことを意識すれば良いのでしょうか?4年間は長いようで、あっという間に過ぎてしまうものです。
大学と自宅を毎日往復して、決まったルーティンを過ごすのではなく、今しかできないことに積極的に取り組んでみましょう。

将来、就職したとき、家族ができたときなどは、学生時代と同じようには過ごせません。今、学生で身軽な立場だからこそ、様々なことに積極的に取り組むことができます。
勉強をするにしても遊ぶにしても、思いっきり取り組むなら、達成感・満足感・充実感を味わえます。

何かに一生懸命取り組むことを学ぶなら、他の事に取り組んだ時も、頑張って乗り越えられますし、自分の世界を広げていくことができます。
頑張りが利く人になるためにも、好きなことだけではなく自分に少し負荷をかけながら色々なことにチャレンジし、友人の輪も、積極的に広げましょう。