就活写真で人事が見ているポイント
就活において欠かせないものは、就活写真です。履歴書やESに必ず貼らなければいけない証明写真は、インターンシップにも必要なので、かなりの枚数を使うことになります。
就活写真をどこでどのように撮るかは、就活生によって異なります。
身近なスピード写真機などで自分で撮影する学生もいれば、スタジオで何度も写りを確認しながら撮影するという学生もいます。
では、履歴書を確認し、採用の担当となる人事のプロは、どのようなポイントを見ているのでしょうか?
就活生の就活写真をどの程度重視するか?という質問に、人事担当者はどのように答えたのでしょうか?
あるアンケートでは、約25%が10段階のうち、5と回答しました。全体的に、就活写真からどのような印象を受けるか?を気にしていることがはっきりと分かります。
就活写真で、人事が見ているポイントは、やはり身だしなみと表情です。
襟元や髪型が整っているか?などの細かい点を、撮影前にきちんとチェックしましょう。
そして、約60%の人事担当者が、表情も重要だと回答しました。
ある程度、人相やイメージを伝えることのできる就活写真は、重要な役割を持っているんです。
ただ、就活写真の印象と実物は異なるケースもあるので、なるべく写真では判断しないようにしている、その人の真実を表すことはない、という人事担当者もいます。
就活写真として、ある程度の常識を守って撮られていれば、大きな問題にはならないと考える採用担当者が多いと言えそうです。
きれいな就活写真を撮るために
採用担当の人に、自分をきちんと知ってもらうために、綺麗な就活写真を撮りたいものですよね。実は、どこで写真を撮影するかということは、それほど重要ではありません。
ただ、スタジオで写真をプロに撮影してもらうときには、姿勢や表情、ポーズなど、様々なアドバイスをプロから貰うことができます。
しかし、街のスピード写真機などで行う場合、プロからのアドバイスを受けることはできません。
では、スピード写真機を使って就活写真を撮るときに、上手く撮るコツはあるのでしょうか?
まず、ひとつのポイントは、写真にコントラストを出すために、濃いめの服装をすることです。
男性も女性もスーツの上着を着て写真を撮ることで、印象的な写真を作ることができます。
背景の色とコントラストがあるネクタイを締めると、印象に残りやすい写真を撮影できるでしょう。
また、採用担当者が意識しているポイントのひとつは、その姿勢です。目の高さを合わせる必要がある証明写真撮影機では、姿勢が不自然になってしまうことがあります。
自然に背筋をしっかりと伸ばし、顎を引きましょう。目の位置が合うように、椅子の高さで調整し、姿勢は変えないことが大切です。
写真の第一印象が良くないのは、姿勢が悪い場合。撮影する前に位置をしっかりと調整することで、不自然な姿勢を回避しましょう。