面接で聞かれる「最近のニュース」、どんなニュースを選ぶべき?
就職面接においては、時事に関してどんな興味や関心を持っており、それに対してどんな意見があるかを質問されることがあります。
具体的にどんな質問内容となるかはケースバイケースで異なりますが、多くの場合には「最近のニュース」というざっくりとしたくくりの中で、就活生に自由にテーマを選ばせるスタイルとなっています。
ニュースには多種多様なジャンルのものがあり、世間を騒がせているスキャンダル的なものや事件などから、政治に関すること、経済や金融に関することまで様々です。
すべてニュースという点では間違いではありません。
しかし就活においては、どんなニュースを選べば失敗しにくいのでしょうか。
企業が就活生に気になるニュースを聞く理由は、その人の興味や関心の方向性を知ると同時に、社会問題をどのようにとらえているかという点を知りたいからです。
興味の方向性は特に大切で、その企業が金融系なら、やはりニュースも金融関連のものを選んだほうが方向性としてはOKとなるでしょう。
絶対に失敗したくないニュース選びをするなら、その業界と何かしらの関わりがあるニュースを選ぶのが賢明です。
ニュースを選ぶ際には、今日昨日という直近のニュースである必要はありません。
しかし、あまり古すぎるものは避けましょう。
できるだけ1年以内のニュースを選び、幅広い方向から情報収集をしたうえで、面接のときに話すポイントなどをまとめていくのがおすすめです。
自分の意見が大切なポイント
就活においては、どんなニュースに興味があるかを述べるだけでは不十分です。
どんなニュースのどんな点に興味や関心を持ち、それに対して自分自身はどんな意見を持っているかという点までしっかりと述べることが大切です。
ニュースの中には、意見を述べづらいものがあります。
ニュースは複数ありますから、できるだけ自身の意見を述べやすいものを選んだり、面接官に深掘りされても答えられるようなものを選ぶのが良いでしょう。
自身の意見は、専門家のようにそのニュースに精通した意見である必要はありません。
学生なので、学生らしく感じたことや思ったことを述べるにとどまっても良いでしょう。
しかし、浅すぎる意見では時事に関心がないと思われかねません。
そのため、自身でリサーチをしながら、意見や考えをあらかじめまとめておくことをおすすめします。
ニュースはどう集める?
ニュースは、新聞や雑誌、テレビやネットなどあらゆる媒体で多種多様なものが紹介されています。
就活においては、確実なソースからニュースを拾うことがとても大切なので、まずは信頼できるソースかどうかをチェックしなければいけません。
どこからニュースを拾うかによってはフェイクニュースの可能性もあります。
面接中に、面接官に間違いを指摘されるのでは致命的と言えるでしょう。
特にネットからニュースを拾う際には、注意が必要です。