印象に残るキャッチコピーを作るには?
就活のエントリーシートや面接などでも聞かれることがあるキャッチコピー。
あなたのキャッチコピーは何ですか?と聞かれても、何と答えれば良いか分からない!どうやって作ればいいんだろう、と頭を抱えている就活生も多いのではないでしょうか?
作り方を検索して、何かを真似しようと思っても、自分には当てはまらないと悩んでいる方も少なくありません。
では、自分ならではのキャッチコピーを作りつつも、印象に残る形にするには、どうすれば良いのでしょうか?
まずキャッチコピーを作る際に覚えておきたいポイントは、キャッチコピーを聞く企業の目的です。
企業が知りたいのは、あなたが自分のことをどれほど知っているか?ということ。
つまり自己分析のレベルを把握するために、この質問を使うのです。自分のキャッチコピーが言えるだけではなく、その具体的な理由をしっかりと説明できることが、自己アピールにつながるということ。
ですから、キャッチコピーは、凝ったものにする必要はありません。とてもシンプルでも、どんな意味なんだろう?あなたはどんな人間なのか?と興味をそそらせることが、非常に大切です。
難しすぎる表現や、ウケ狙いは必要ありません。出版社など、文章力が必要な企業や業界は別として、通常はシンプルで誰にでも伝わるキャッチコピーがとても重要なのです。
また、キャッチコピーは、今の自分を表すものである必要があります。
あなたがこれまで経験してきたことや挑戦してきたことから作られたどんな今の自分がいるのか、について伝わるキャッチコピーを作りましょう。
また、上手い表現ではなく、できるだけ多くの人に通じる表現を使うことが大切です。
テクニックにこだわる必要なし
キャッチコピーの落とし穴の一つは、テクニックにこだわりすぎてしまうということ。
面白い、うまいと思えるキャッチコピーは魅力的ではありますが、他の人のキャッチコピーを盗むことはできません。
他の人のものから自分にピッタリと当てはまるものを見つけるのは、意外と難しいもの。
文章をどのように作れば良いか、どのように魅力的なキャッチコピーを作れるか?の参考にはなりますが、あまりにもテクニックにこだわってしまうと、聞いたことがあるありがちなキャッチコピーになります。
就活で使うキャッチコピーではテクニックが大切なのではなく、そのキャッチコピーが含むメッセージが重要です。
相手に伝わる表現で、自分が伝えたいことを表すことが必要なんです。この人の事をもっと知ってみたい、話してみたいと思わせるきっかけに なるのが、キャッチコピー。
ただ、それだけであなたを100%伝えることはできません。色々なパートを持つ自分の中から、一つのお気に入りを切り抜き、それを面接で伝えてみましょう。
選んだ理由を自分で知っておくことが大切です。