貯金箱

スーツ、交通費など就活に掛かる費用の内訳

これからお金を稼ぐ場所を見つけるために行う就職活動ですが、実際に行ってみるとびっくりするほどお金がかかることに気が付きます。

将来のための投資と思えば仕方がありませんが、それでも湯水のようになくなっていくお金を実感するとかなり焦りも出てきてしまうでしょう。
しかし就職活動にお金をかけたくないので早めにどこでもいいから就職先を決めてしまうというのは本末転倒なので、できるだけ第一希望の企業に就職できるように、心とお金に余裕を持って臨みたいところです。

就職活動を通して必要になるお金の内訳としては、大きなものから「就活用スーツ(バッグ、時計、靴などを含む)」や「交通費」「宿泊費」「通信費」といったものです
その他に女性なら「メイク用品」や「美容室代」「写真代」などがかかるでしょう。

ここ数年就職活動に関する費用は高止まりする傾向にあり、平均16~17万円程度はかかってしまうとされています。
少しでも費用を減らすために、移動には新幹線ではなく夜行バスを使ったり、宿泊先をビジネスホテルではなくカプセルホテルにしたりというような細かい節約努力をする人もいます。

遠方の会社を受ける場合には、移動費に加えて飲食費や書籍代など細かい費用もかかってくるので、あまりカツカツで計画するのではなく多めに持っていくようにしたいところです。

意外に忘れがちなのがスマートフォンの通信についてで、連絡が多くなる時期だけでも通信や通話を多く使用できるプランに変更しておくとかなり節約をすることができます。

お金の捻出方法

就職活動にかかる費用については、余裕があれば実家の両親にお願いすることができるでしょうが、昨今は学費も自分で支払うようにしている学生も多いことからそうそう多額のお金を頼ることはできないでしょう。
そこでおすすめなのが、比較的時間に余裕のある1~2年生の長期休暇にまとめてアルバイトをしておくという方法です。

もちろん普段から学校のあとにアルバイトを入れて毎月コンスタントに稼ぐようにすることもできるでしょうが、まとまったお金を早く稼ぐなら短期バイトが一番便利です。
個人的におすすめなのがアルバイトをしながら学ぶところの多いリゾートバイトなどの泊まり込みをするバイト方法で、数日~数週間でかなりの金額を稼げるでしょう。

大学生の夏休みは何もしなければ2ヶ月近くの期間がありますので、その間にいろいろな体験をしていくことを強くおすすめします。
学生時代にやっておきたいこととしては、サークル活動やゼミ合宿もありますが、そうしたことに備えるためにも短くガッツリと稼げる仕事をしてみるとよいでしょう。

失敗した経験とその改善策

何かとお金がかかる就活ですが、安易に学生ローンなどを利用してしまうと就職してからもかなり長く返済をしなくてはいけなくなります。
自分自身、学校のそばにある「学生ローン」に行ってみたところ、あまりにも簡単にたくさんのお金が借りられることに驚いてしまいました。
反面で、返済には苦労したので、お金を借りているという意識はしっかり持っておきたいですね。

学生のうちに多額の借金が残ると社会人になってから苦しい生活となりますので、できるだけプラス収支でできるようにやりくりしてください。