
プログラミング業界は人材不足で需要が高い
これから就職をしていくことになる学生にとっては、在学中にどんなスキルを身につけるべきか非常に悩ましいところでしょう。
最初から特定の資格が取得できる医療系や建築系の学部学科であれば迷うことはないかもしれませんが、文系の多くの学部学科はどういった方向を目指すかは在学中の本人の考え次第になってきます。
もしどういった方面で仕事が探しやすいか悩んでいるなら、ぜひプログラミング系の学習をすることをおすすめしたいです。
プログラミングは工学部や情報処理関係の一般教養の講座として学ぶことができますが、独学でも十分に学習が可能です。
もちろん本格的に学びたいということであれば専門学校や通信教育として学ぶのもよいですが、書籍などから自宅で学習をしていけます。
プログラミング教育は諸外国では小学校などかなり小さい時から必修科目にされており、今後もより高度な人材を育成していくために欠かせない科目です。
日本でもようやくプログラミングの授業を義務教育にしようという動きも見られるようになってきましたが、すでに大学生になっている人にとってはプログラミングの知識は自分で選択をして身につけるものとなっています。
自分は文系なので理系のプログラミングは向かないと思っている人もいるかもしれませんが、現在プログラマーとして活躍している人の中にはかなりの割合で文系出身の人がいます。
プログラミングにもいくつか種類があり、自分の得意分野を見つければ、特に出身学部に関係なく柔軟にプログラムを作成していくことができるでしょう。
プログラミングの知識はどの業界に進むにしても必要になる場面が多く、本職としても副業でもかなり就職に有利になります。
プログラマーは慢性的な人材不足状態にあり、さらにSEやPMなど上位職種もあることからキャリアパスもしっかりしている将来性のある職種です。
どうやってプログラムを勉強するか
プログラムを勉強するためには、まずなんと言ってもパソコンが必要です。
大学のレポート作成のためにパソコンを所有している人も多いと思いますが、簡単なプログラミングならそれほどスペックの高いパソコンでなくても練習をすることができます。
まずプログラムとはどんなものかということを知るために「Microsoftb Visual Studio」や「Xcode」といた開発環境を作ることができるアプリケーションをインストールしてみるのがおすすめです。
いずれも初心者向けにWindowsおよびMacでリリースされているものなので、触っているうちにプログラミングの基礎を学ぶことができます。
失敗した経験とその改善策
私自身は文系方面に就職をしたのですが、社会人になってから「プログラムを勉強しておいたら違ったかも」と感じる機会が多くありました。
というのもEXCELやACCESSなどMicrosoftOfficeのアプリケーションを使うだけでも、プログラミングの知識があるかないかでかなり使いこなし度が変わってくるからです。
後から勉強をして今は少しだけ使えるようになりましたが、もっと時間のある学生時代にやっておけばよかったなあという後悔がありますので、「自分の進路には関係ない」と思わず、ぜひ基礎だけでも勉強しておくことをおすすめします。