海外留学

大学の留学制度を受けられる条件は?

将来は国際的な仕事に携わりたいと考えているなら、学生時代に留学を経験するのがおすすめです。
海外留学はここ近年減少傾向にあるというデータがありますが、外国語や海外文化を学びたいと考えているなら在学中に経験しておくと良いでしょう。

留学といっても海外の大学に進学するというような本格的なものだけでなく、短期的に留学してそこで単位を取得するという方法もあります。
大学によっては交換留学制度や、留学を希望する人に対して補助を行う特待生制度を設けていたりするので、条件を確認して適切に申し込みをしてみるとよいでしょう。

まず全国の大学のうち日本人学生の留学生率が高いところを紹介すると、最も多いのが名古屋外国語大学、次いで東京外国語大学、関西国際大学といったところが挙げられています。
中でも名古屋外国語大学は学生の24.4%が留学を経験しているので、学校の制度としてかなり留学に力を入れているということがわかります。

大学の留学制度は大きく分けて2つの方法があり、大学のプログラムとして留学をする場合と、個人的に留学エージェントを利用する場合とがあります。

大学のプログラムとして留学をする場合には一定の条件を設けられることがあり、一般的には「その大学の在学生であること」や「必要な単位を取得していること」などが挙げられるでしょう。
語学力や単位の成績が条件になっていることも多く、競争率の高い留学先については担当教授の推薦などが必要になったりします。

また、交換留学をする場合は留学先の大学から外国人留学生を受け入れることになっており、その期間中の学費が免除になるということも多いです。

交換留学はいくつかある留学方法の中でも最もお得なもので、学費面でも単位取得面でもかなりメリットがあります。
何度か募集されていることもあるので、もし一度申し込んで落選しても、諦めずに何度もチャレンジしてみましょう。

海外留学を成功させるには

海外留学をする場合には、費用面はともかくとして、現地で外国語を使って生活しなくてはならないという問題があります。
留学経験はあるものの、外国語が全く話せず外国人の友人もいないという人がいたりしますが、海外留学時には向こうから与えられるのを待っているようでは何も得ることができません。
現地の言葉を使って積極的にコミュニケーションをとり、留学生活ならではの学びを得ていくようにしてください。

失敗した経験とその改善策

私自身短期間の留学として語学学校に通ったことがありますが、その時同行した日本人の友人とばかり話をしていたので、費用の割にあまり語学力が伸びなかった経験があります。
留学を成功させるためにはとにかく自分から積極的にいろいろな人に話しかけ、たくさんの経験をするという行動力が必要になってきます。

留学そのものを目的にするのではなく、留学をすることでどういったことを身に着けたいかということを明確にすることができれば、学内での選考もかなり通りやすくなるのではないでしょうか。