学生が一人暮らしを始めるきっかけとして多いのが、地元を離れて大学や専門学校などに進学するタイミングでしょう。

学校の近くに物件を借りるというケースです。

高校を出たばかりなら18歳という未成年なので、ほとんどの人が保証人として親が必要になります。

ですから、物件探しも親と一緒に探すという流れになるでしょう。

その際2つのタイプに分かれます。

大学が多く集まる東京都や大阪府など都心部で物件探しをする場合と、地方の大学に通うことになり

そこで物件探しをする場合です。

そのどちらにも使え、便利な方法をご紹介しましょう。

学生の住まい探しで失敗しないために

初めて一人暮らしは不安がつきものなので、物件はできるだけ使い勝手がよく、生活しやすいところを選ぶようにしましょう。

もし、全く土地勘のない場所で物件探しをしないといけないということなら、まずは大学や専門学校の物件窓口に相談し、どういったところがおすすめなのかを聞いてみるのもいいですね。

大学の生協は地元の信頼できる不動産業者と提携しているところも多いので、学生に人気のある物件を紹介してくれるはずです。

それを踏まえ、学生の住まい探しで失敗しないために以下の点に気をつけましょう。

安さだけで選ばない

いまどきの大学生はかなり経済的に厳しいことも多いため、親への負担を軽くするために安い家賃のところを探すようにしたくなります。

しかし家賃が非常に安い物件というのはそれなりの理由がありますので、入ってみたらあまりの生活のしづらさに1年もたずに引っ越しをしたくなるということも珍しいことではありません。

家賃の安さだけに注目するべくではないでしょう。

一人暮らしの部屋選びで失敗しないためには、あらかじめ生活面で譲れない条件をピックアップしておき、相談する際伝えられるようにしておくと効率的です。

利用しなきゃ損！学生マンションは頼もしい味方

最近は、セキュリティ面などを考えて、学生しか住むことができない物件が各地で増えています。

大学が運営する学生寮ではなく、運営元が異なる学生マンションがそれに該当します。

学生マンションは一人暮らしをする学生にとって、好ましい条件が揃っている、学生ならではの物件です。 その一端を見てみましょう。

• 月～土（朝・夕）食事提供
• 管理人夫婦住み込み
• 家具・家電利用料 無料

などのサービスがあったり、毎月世界の料理フェアなどイベントメニューを企画したりと、エンターテインメント性もある学生マンションが紹介されています。 さらに学生マンションは一般的な物件の家賃に比べ、とてもリーズナブルに設定されています。 通学に便利な場所に位置している学生マンションは大変人気のため、早いうちにおさえておく必要があるでしょう。

女性の学生には女性専用の物件がおすすめ

最近の賃貸マンションやアパートは「女性限定」や「ペット可」といったようにあらかじめ入居者に特定の属性をつけるという傾向があります。 昔から女性専用の学生マンションや学生寮などは多くありましたが、こういったところは入居者を絞り込むだけでなく、オートロックや警備保険加入などといった安全面に配慮した設備を整えてより安心な環境を作るという方法が多く取られています。 初めて一人暮らしをする女性の学生は、女性専用物件なら安心して入居することができるでしょう。 後は、住むまちの治安状況や、生活のしやすさなどの情報を事前に確認しておきましょう。

物件の情報収集は2段階で進めよう

先ずはインターネットを最大限に活用することをおすすめします。 ネット上には玉石混交な情報があるため、2次情報になりますが、それらを存分に活かし、物件探しに役立てるのです。 次に生協や地元の不動産業者に相談し、1次情報で裏付けし、情報を確実なものにしていきましょう。 自分が住みたいと考えていた場所が意外と住みにくい場所だったということはよくあります。 そのような思い違いを防ぐためには、インターネットと地元の信頼できる情報を合わせてよく吟味することが大切なのです。